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第三作 文庫化   
空色 カンバス 瑞空寺凸凹縁起』
 
くうしきカンバス ずいくうじ でこぼこえんぎ) 

イラストレーション:小幡 彩貴 様、デザイン:田中 久子 様 
2019年8月9日 講談社文庫より刊行。 
第三作『空色カンバス』の文庫版です。 
内容を大幅に加筆・修正してお届けいたします。
総文量は短く、お値段はお安くなりましたが、内容は濃くなったかと思います!

ここで詳しくは明かせませんが、新書版と異なるストーリー展開もありますので、
新書版を読んで頂いた方も是非改めてお手に取って頂ければ幸いです。 
 
【内容紹介】

三十間近な日比野隆道和尚が高校三年生の妹・ゆかりと暮らす寺に、泣きぼくろが印象的な美女が行き倒れ!?

着の身着のまま「夫から逃げてきた」という千尋と日比野兄妹の暫定的三人暮らしが始まる。
家のお寺で、三人の〈生きるための物語〉が始まった。
「縁」の力は三人を救えるのか?

あたしにとって、お寺は家だ。
お釈迦さんの説いた教えは今一つピンとこなくても、お父さんや、歳の離れた兄ちゃんが頑張って守り、
顔なじみのお檀家さんが優しい顔でお参りに来てくれるお寺は、あたしには一番大事な場所だ。
──そんな、あたしの大好きなお寺に、あたしの「大っ嫌い」な、あの女はやってきたのだ。(本文より)
 


第三作 新書版『空色カンバス

 
イラストレーション:いとう瞳 様
 デザイン:ツー・スリー 様 

2014年4月に小説現代出版部から発刊。   
パンでたとえるならハムチーズロール。

【内容紹介】
すこぶる爽快、おもわず落涙
コイする青春〈禅〉ノベル

住職の兄(29歳)、高校生の妹(17歳)、そして、泣きぼくろの美女(??歳)
家のお寺で、三人の〈生きるための物語〉が始まった。
新しい才能によるどこか懐かしい成長小説
お釈迦様の教えはさまよえる美女を救えるのか。

三十路間近な瑞空寺住職・日比野隆道和尚は、父母を失った高校三年生のゆかりにとってたった一人の家族であり、
歳の離れた“兄ちゃん”だ。そんな兄妹の暮らす寺にある日、綺麗な黒髪と泣きぼくろが印象的な美女・小早川千尋がやってくる。
着の身着のまま寺に駆け込み「夫のもとから逃げてきた」と訴える千尋を、隆道は寺の手伝いをしてもらう条件で居候させることにする。
ゆかりはこの兄の提案に大反対するが、三人の共同生活は否応なく始まってゆく。




小説現代 2013年11号、2014年1月号、2月号 掲載作品

イラストレーション:いとう瞳 様
(左から 小説現代 2013年11月号150P、2014年1月号300P、2月号280P)
 


 読み切り短編『二人』

イラストレーション:三田かわたれ 様

2014年 BOX-AIR 36号掲載。
パンでたとえるなら
フレンチトースト。

【BOX-AIRリード文】 姉弟はずっと、二人きり――。





第二作 番外編 『金鵄とゴールデンバット』
 
イラストレーション:TNSK様


『ハイライトブルーと少女』電子書籍版  特別収録

電子書籍 BOX-AIR 22号掲載

『ハイライトブルーと少女』スピンオフ作品。
パンでたとえるなら黄粉パン。

※本編、番外編、それぞれ独立して読めます。
もちろん、合わせて読んで頂ければ作者としては嬉しいです。


第二作『ハイライトブルーと少女』

イラストレーション:TNSK様  
デザイン:柳谷志有(nist)様



講談社BOX特設ページ。試し読みできます。


2012年12月4日刊行。講談社BOX。   
パンでたとえるならレーズンベーグル。前作と比べると一般文芸寄り。

【紹介文引用】

この子に、なにかしてあげたい。
この子の、悲しむ顔は見たくない。

講談社BOXが贈る“青春ライトノベル”の新旗手、颯爽たる最新長篇

二十代も終盤にさしかかりつつある会社員ウミノの一日は、通勤途中にある昔ながらのタバコ屋で幕を開ける。
ハイライトを一箱買い、店の前で一服。その窓口にあらわれる店番の少女、如月さなえとのやりとりをささやかな楽しみにしていた。
ある日、ウミノはタバコ屋の矍鑠たる老店主、如月志乃が亡くなったことを知る。
しばらくの間休業していた店が再開すると、そこには他界した祖母がのりうつったかのような威勢のいい口調と仕草で話す、見慣れた少女がいた。
ウミノが“シノちゃん”と名付けたその少女は、彼にある頼み事を持ちかけてくる。


TNSKさん による素晴らしい イラスト4枚(BOX-AIR連載時イラスト3枚+書き下ろしイラスト1枚)が、
口絵として カラー収録 されております。TNSKさんファンの方々は必見!


【推薦コメント引用】

この主人公を、軟弱者だ、ロリコン野郎だ、とは言えない。
漂うタバコの煙を言い訳にして、彼の恋に真剣で他人に優しい気持ちに、涙したくなる。
そんな物語だ。――タニグチリウイチ様(ライトノベル評論家)

軽快で爽快――日常の中の心地よい無駄”を巧みにすくいとる瑞々しい文体が味わい深い。――荻原魚雷様(書評家)

登場人物たちの何気ない会話、さりげない絶妙な距離感、雰囲気すべてが心地いい。――田浦靖子様(ブックファースト新宿店)


電子書籍 BOX-AIR連載版


2012年 BOX-AIR 15号(6月号)より連載開始。17号(8月号)完結。全3話。
連載終了致しました。
BOX-AIR掲載イラストは前作に引き続きTNSKさんに描いていただきました。
TNSKさん、お忙しい中、誠にありがとうございます。


BOX-AIRリード文 ―― 誰も読んだのことのない「青春奇譚」 




第一作『そよかぜキャットナップ』 
 
イラストレーション:TNSK 様
デザイン:ナルティス 様


2012年4月に講談社BOXより刊行。
パンでたとえるならばタマゴサンド。

講談社BOXの紹介ページより、試し読みができます。





【紹介文引用】

傑作“ゆるミス”登場! ――こんな青春がしたかった。

行方不明の愛猫マコトをめぐって、ひょんな流れで結成された「里山田園愛好会そよかぜ」。

長谷川弘忠、小野啓太、玉井香織、三人のメンバーたちは、
真夏の郷里で、ちいさな事件の「深み」に迷いこんでゆく―ー

〈第10回講談社BOX新人賞Talents受賞作〉。

なつかしいほどに眩い、小説のあらたな可能性――
微風にのってあらわれた新鋭、のんびりデビュー!



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