ご報告  

こんにちは。靖子靖史です。 

2012年に父が体調を崩してから地元 鳥取に戻りまして、実家である寺院を手伝いながら、私は執筆活動をしていました。
それから私なりに色々と悩みはしましたが、やはり僧侶としての正式な資格を取得する必要を感じまして、修行生活に入る決心をしました。2016年の折りです。 

2017年春より岡山県 洞松寺に上山し、安居(修行生活)を送りました。 
また、2018年秋から冬にかけては、曹洞宗研鑽僧という名目でヨーロッパにまで渡らせてもらい、オランダの禅川寺、フランスの観照寺、龍門寺といった僧堂を行脚して参りました。
素晴らしい経験をいろいろとさせてもらいましたが、執筆活動に関しましては、長い期間休止せざるを得なかったこと、読者の皆様(数少ないとは思いますが……)にはお詫び申し上げます。

本年(2019年)より実家に戻ってきまして、年号も新しくなった今、私自身も僧侶として、また物書きの端くれとして、再スタートを切ったところです。
大変ありがたいことに、講談社様から再びお声をかけてもらいまして、このたび第三作「空色カンバス」を大幅に加筆修正し、文庫化して送り出すことになりました。
今後、新作なども発表していけたらと意気込んでいます。 
もちろん、出版社様のご都合もありますので、具体的にいつどこからといったことは確約できませんが……。
 
今後も執筆活動を継続し、精進致します。 
暖かく見守って頂けましたら、幸いです。 


靖子靖史